水嶋ヒロさん、じゃなくて 齋藤智裕さんの本
「KAGEROU」
(タイトルは文字化けしたのでひらがなにしました)
図書館で予約してやっときました
おもしろかったです
ポプラ社の小説大賞をとったときは
あまりいいこと言われてなかったけど
私はおもしろかったですよ
重過ぎず軽過ぎず 楽しんで読めます
重い っていう部分は死生観など入ってます
軽い っていう部分には
全日本ドナー・レシピエント協会、略して「全ド協」が
活躍します
全ド協は自殺しようとしている人にドナーの話を
もちかけます
でもタダじゃないんです
臓器、手や足など 脳以外の全てのパーツを査定して
お金を払います
脳は移植しません
自殺する人は遺族にお金を残すことができます
自殺ではなく病死や事故死になるようにストーリーを作ります
全ド協にはすばらしい技術があってドクターにもばれない
本人そっくりのニセモノの遺体を作ることができます
そのニセの遺体を残して 本人は病院から抜け出します
そして全ド協の本部みたいな場所に行くんですが。。。。。
続きと結末が気になる方は 是非読んでみて下さいませ
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